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汲温会からのお知らせ

「ピンピンコロリ」を願っても、なかなかうまくいかないのが人の常。厚生労働省が発表した死因別死亡数でトップ3を占めるのは、悪性新物質(がん)、心疾患、脳血管疾患で、年間10万人もの人が亡くなる突然死も含めて、これらの病気で寿命を縮めないためには、血液を正常に循環させる血管の機能である"血管力"を高めることが大切だそうです。

 「血管力が高いか低いかで毛細血管へ送られる血液量が変わるので、細胞に届く栄養量も変わってきます。つまり、血管力は生死に関わる病気だけでなく、肌質や見た目にも大きく影響してくるんですよ。どんなに美容にいいものを食べても、栄養が肌の細胞まで届かなければ効果は得られませんからね」と、池谷先生。

 

実際に24?59歳までの20名の女性を対象に"見た目年齢"を評価したところ、血管力が低下して動脈硬化を起こしている女性ほど、実年齢以上に歳を取って見えたとのこと。また、動脈硬化の度合いが強い人ほど、顔にできたシミの面積が広いという結果も出たそうです。

 

 ちなみに、血管は自律神経によって支配されています。リラックスすると副交感神経が優位になって血管はしなやかに開きますが、逆にイライラすれば交感神経が優位となって血管は固く収縮し、血流が悪くなるのです。イライラしたら、自分の血管を思いやって、気分転換しましょう!

 

血管力を上げる生活のポイントは、以下の2つ。

1)食生活の見直し

2)適度な運動(動脈硬化の原因となる生活習慣病の改善やストレス発散、さらに血管をしなやかに開く効果があるため)

 

1)食生活の見直し

・生活習慣病などでダイエットが必要とされている人は、まずは炭水化物(ご飯(米)・麺・パン・芋・フルーツ・デザート)を半分にする事から始めましょう。

・腹八分目を目指しましょう。

・大豆・きのこ等、繊維質を採りましょう。(食事前に食べると良い)

・動物性脂肪とサラダ油は控えめにして、調理にはエキストラバージンオリーブオイルがオススメ

※他に非加熱調理には亜麻仁油・荏胡麻油・しそ油も良い。

EPA&DHA豊富な魚をたくさん食べると良い。(特に、赤みにもたっぷりとEPA&DHAを含んでいる養殖まぐろがお勧め)


 

2)適度な運動(家でできる運動)

ゾンビ体操 :背筋を伸ばし、その場でスロージョギングする。腕は脱力してイヤイヤするようにジョギングにあわせて自然に動かす。

(ゾンビ体操)

その場ジョギング1分+その場でふつう歩き30秒を1セットとし、3セット行う。これで10分の散歩に匹敵する。朝昼晩と行えばトータルで約30分の散歩と同じ運動効果に。

即若返り体操:猫背〜ストレートネックを改善。背筋を伸ばし、視線は5階を見上げるように顔をあげ、両腕を前方斜め上に伸ばし、徐々に肘を引き背中にくぼみがくるように肩甲骨を寄せる。これをゆっくり510回繰り返す。

トイレ時運動:ゾンビ体操(イヤイヤしながらスロージョギング)しながらトイレを往復する。便座にはゆっくり座り、ゆっくり立つことでスロースクワットになる!

 

以上の様に、食生活・適度な運動を心掛ければ血管力が鍛えられ、見た目も若返ると共に、超健康になっていきます。

皆さんやってみてください。

 

参考お料理

・ヨーグルトに蒸し大豆+野菜ジュース

・レンチントマト大豆(蒸し大豆+トマトソース+とろけるチーズ)

・さば缶、大豆煮込み

 

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