令和7年5月25日(日)ホテルクラウンパレス神戸にて汲温会総会が開かれました。
来賓8名をお迎えし、汲温会会員49名(内準会員1名)と合わせて57名が出席しました。
老田薫副会長の開会宣言に始まり、まず、荘林淳子会長から挨拶がありました。
続いて、名誉会長の中村晶平校長、親和学園理事長の山根耕平様、神戸親和大学学長の松田恵示様にご祝辞をいただきました。
議事に移り、議長を荘林会長がつとめました。
・令和6年度事業報告及び令和7年度事業計画
・令和6年度決算及び令和7年度予算
・会計監査
・会館使用状況
それぞれ報告し、その後、拍手をもって議事はすべて承認されました。
そして、任期満了にともない、前期役員の退任が報告されました。
続いて、役員改選に移りました。
会長選考委員長の御庄晶子より、会長選出の経過報告があり、新会長に選任された福地典子が挨拶申し上げました。
新会長が新役員の紹介をいたしました。
退任する役員が紹介され、退任記念品料を贈りました。
続いて、中村晶平校長へ、母校後援費が贈られました。
こうして、小金丸明子副会長の閉会の言葉により、滞りなく総会は終了しました。
懇親会へと移り、公認心理師・臨床心理士である熊澤紅実さん(高校31回)による講演が行われました。
演目は「親和魂 〜親和で培った学ぶということ〜」です。
親和時代の思い出、現在のお仕事を始めることになったきっかけや、心身の病について等
スライドを進めながら、わかりやすくお話してくださいました。
続いて、汲温会OGコーラスが歌声を披露しました。
OGコーラスは月に1回集まり、楽しく練習をしています。昨年の総会以降、メンバーが増えました。
曲目は、「ジグザグな屋根の下で」(やなせたかし作詞)、「ほほえみ」、そして三部合唱の「校歌」です。
校歌を三部合唱で歌うのは、ほとんどの方が初めてだったようですが、とても素晴らしいハーモニーでした。
そして、お待ちかねのお食事の時間です。
大利慶子顧問の乾杯のご発声により、楽しいひとときが始まりました。
歓談中に、常務理事の和田靖之様、育友会長の金城和美さん(高校45回)にお話をいただきました。
準会員の1年Eクラスの方にも本日出席のきっかけや将来の思いなど、お聞きしました。
最後に、皆さん全員で、校歌を斉唱しました。
今年の春、共学部が併置されたことにより、校歌も歌詞の一部が変わりました。2番の「わが学び舎の乙女子は」を「わが学び舎の若人は」と、新しい歌詞で歌いました。
福地典子新会長から本日のお礼の挨拶があったのち、記念撮影をして、会はおひらきとなりました。
また来年もたくさんの卒業生に来ていただきたいと思います。ありがとうございました。
前日の雨天と打って変わって、爽やかな日となった5月3日、盛大に文化祭が開かれました。
今年のテーマは「INITIUM」 ラテン語で"物事の始まり"を意味する言葉です。
"新しい親和の幕開け"の意味を込めていて、女子部と共学部が併置された新しい親和の歴史を是非楽しんでくださいと言うことです。
今年も汲温会は、卒業生の助けを借りて、食品と寄贈品バザーに参加しました。
受付を済ませて、上靴に履き替えていただくので、お持ちでない方の為にスリッパを汲温会で販売しました。
ピロティでは、食品などを販売しました。
予約分受け渡し
予約受け渡しの様子
アイスクリーム
マフィン、マドレーヌ、校章入り瓦せんべい
お寿司、おにぎり
ペットボトル飲料
サンドイッチ、菓子パン
校舎内では、喫茶・抹茶・バザーなどのコーナーを楽しんで頂きました。
喫茶コーナー
お手伝い学年の34回生と35回生の皆さんです。
その前後に還暦を迎える学年がお当番学年となります。
学校に来る良い機会です。是非ご参加下さい!!
喫茶の食券売り場
抹茶コーナー
親和時代に課外授業で習っていた大学生の卒業生もお手伝いに駆けつけてくださいました。
沢山の来場者で楽しく盛り上がっている中、皆さん、抹茶とお菓子で一息ついて下さったと思います。
お菓子は、常盤堂さんの"吹喜草" アヤメの事です。
バザーコーナー
卒業生による手作り品の販売コーナー
デコバッグ「ミモザ」
手作り小物「サックブラン」
お箸セット・コースターの「ぐるめしる」
今年も多くの方がご来場くださり、多くの卒業生がお手伝いくださいました。
お手伝いの皆さん、本当にありがとうございました。
文化祭に参加することで、汲温会と親和を繋ぐお手伝いができたと思います。
来年もよろしくお願いいたします。
4月9日、第81回親和中学校入学式がありました。
創立138年の今年、親和中学校には女子部・共学部が併置され、女子部42名、共学部115名(男子28名、女子87名)の計157名が親和の門をくぐりました。
式は9時30分より講堂で行なわれました。
新入生一人ひとりが壇上で「夢宣言」をしました。
名前を呼ばれたら、元気に返事をして、将来の夢や抱負をひとこと語ります。
こうして宣言することで、自分の目標を明確にしていくのだそうです。
続いて、校長先生より、校章が授与されました。
式辞で校長先生は、校訓の教え通りにいろんなことを学び、友人を作って欲しい、とお話されました。
育友会長は、新入生と同じ歳の頃のご自身の経験をもとに、はなむけの言葉を贈られました。
汲温会長からは、リーフレットでお祝いの言葉をお伝えしました。
最後に、校歌を斉唱しました。
入学生にとっては初めてのことですので、ピアノ演奏と指揮のもと、コーラス部員と一緒に歌いました。
歌詞の2番、今までの「乙女子」が「若人」になっています。
こうして入学式は滞りなく終了しました。
新入生の皆さん、ご入学、ほんとうにおめでとうございます。
これからの親和での生活が楽しいものとなりますよう願っています。
女子部の制服は今までのデザインですが、白かばんが布からJIB製になっています。
共学部の制服は男女ともに新しいもので、リュックが少し大きめです。
みなさん、新しい通学ファッションも、温かく見守ってくださいね。
まだ寒さの残る令和7年2月28日、親和女子高等学校の第77回卒業証書授与式がとり行われました。
多くの保護者の皆さまや来賓の方が見守る中、卒業生がそれぞれの思いを胸に、講堂に入ってきました。全員で、一礼の後、校歌、国歌を斉唱しました。
そして、校長先生が、卒業生の皆さんへお祝いの言葉と共に卒業証書を渡されました。
その後、校長先生からは卒業生へのはなむけの言葉、さらに山根理事長、育友会会長、汲温会会長が、それぞれの思いを込めて、お祝いの言葉を贈りました。
在校生からの送辞の後、卒業生からの答辞では、6年間の楽しい思い出や、辛かった事、そして今まで支えてくれた先生方やご両親への感謝の言葉で締め括りました。
卒業式前日の2月27日には、親和の生徒から汲温会員となる卒業生の歓迎会をしました。
汲温会の組織や活動について、会長がお話しました。事業部長からは文化祭バザーや親睦会について、庶務部長からは会誌についての詳しい説明がありました。
皆さん、熱心に耳を傾けてくださり、ありがとうございました。是非汲温会活動に参加してください。
皆さん、ご卒業おめでとうございます。
10月30日(水)、親睦会を開催しました。
前日の雨も上がり、お着物で参加される方にとっても最良のお天気になりました。
これまではバスを利用しての親睦旅行でしたが、今年は「茶道体験とお食事」として、汲温会館でお点前を体験し、心豊かなひと時を楽しみました。
汲温会館の2階には立派なお茶室があるのをご存知でしょうか。
参加された25名は、初心者も花嫁修業で経験された方も2班に分かれ、猿谷保子先生(高校19回)、広瀬たか子先生(高校20回)、中西直子先生(高校21回)に、ご指導いただきました。
お茶室ではお点前のお作法として、お茶とお菓子のいただき方、お道具の拝見の仕方を教えていただき、主菓子(御銘 玉菊)と薄茶をいただきました。
和室での立礼では、椅子席になり自分で点てたお茶と干菓子(栗と柿)をいただきました。
茶筅を使って上手く点てるのは難しかったです。
昼食は、美味しいお弁当を皆様一緒にいただき、会話も弾み充実した母校での一日になりました。
高校31回の方々も、愉しまれました。
ご指導下さった先生方、ご参加下さった皆様、ありがとうございました。
10月26日は、校祖友國晴子先生の祥月命日です。
今年は、友國先生の100回忌の年忌法要です。
この一年間に亡くなられた宇高伸一郎先生、高女35回の酒井清子先生をはじめ、学校にゆかりのある先生方、同窓生の法要が執り行われました。
友國家や学校関係者のご遺族や、同窓生と在校生の皆さんが参列しました。
校祖記念日の歌に続いて、献花、献饌、献茶、奠供。
そして御導師様がご入場されました。
山根理事長の祭文では、
女子教育に偏見のあった時代の校祖友國晴子先生の偉業についてお話されました。その校祖先生の意志を継いで今、新しい親和に向かっている事を報告されました。
そして、読経、焼香となり参列者の皆様がご焼香くださいました。
法要の後は、汲温会館でお抹茶の接待をさせて頂きました。
多くの方がご来館くださり、亡くなられた方を偲んでのひと時を過ごして頂きました。
「ここまで心のこもった手厚い法要をして頂き親和に通わせて良かったです、ありがとうございます」とご遺族からの労いの言葉を頂戴しこの親和の伝統をいつまでも大切にして行きたいと思いました。
来年もどうぞお参りください。