2月28日、卒業式を翌日に控えた高3生(74回生)182名に汲温会のお話をさせていただき、新会員として歓迎しました。
校祖友國晴子先生が作られた汲温会を、名前の由来や「土曜館」の成り立ちとともに、会長が説明いたしました。そして、現在の活動にふれ、それに欠かせない存在である代議員が新会員から2名選ばれており、その方々の紹介をしました。
その後、事業部・庶務部という2つの部の活動の説明を、それぞれの部長が行いました。
新会員の皆さんは、静かに真剣に、耳を傾けて聞いてくださっていました。
親和を巣立っていかれる皆さんにとっても、汲温会はいつでも会いに来ていただける同窓生の集いの場です。文化祭などの行事の際には、是非同窓生として、親和に帰ってきていただきたいと思っています。
そして、翌日の3月1日、晴れの日を迎えられました。
74回生の皆さん、ご卒業、おめでとうございます。
汲温会からは、校章ストラップとクッキーを贈らせていただきました。
10月26日、校祖友國晴子先生の命日の法要、追弔会が執り行われました。
この一年に亡くなられた親和学園関係者、汲温会員の方々も合祀されました。
今年も昨年に引き続き新型コロナウィルス感染対策で、正面玄関に消毒用アルコールが備えられ、遺族、参列者の方々には消毒の後、受付をして頂きました。
9時30分より校祖記念日の歌の演奏で始まりました。
献花、献饌、献茶、奠供後、学園理事長により、祭文が読み上げられました。
武士の時代が終息の頃、先陣を切って女子教育に立ち上がった多くの教育者達の一人だった友國晴子先生の業績が語られ、そのキャリアが現在の教育に通じる基盤となっていることを述べられました。
その後、校祖追悼の歌が演奏されました。昨年はコロナ感染対策で、録音されたものが流されましたが、今年は器楽部による生演奏です。参列者は昨年に引き続き心の中で歌いました。
読経の中、参列者に焼香をして頂きました。
追弔会の歌が演奏され、今年も校祖先生の御霊をお祀りし、亡くなられた方々のご冥福をお祈り致しました。
常務理事が、「追弔会は親和の歴史を今一度振り返ってみる機会である」と述べられ、今年も無事に追弔会を終えることが出来ました。
参列して頂いた皆様、ありがとうございました。来年度もどうぞよろしくお願い致します。コロナが終息して安心して集える日常に戻っていますように、願っております。
パソコン教室に次いでラーニングコモンズルームを使わせてもらい、20名の参加で、行われました。
奈良まほろばソムリエの29回藤井哲子さんにたびの案内人をつとめていただきました。
パソコンセッティングは、事務局の佐藤さんにお手伝いいただき、3面に映像を投影しました。
中央に、旅のメインテーマ、両側には、藤井さん撮影の奈良の風景を映し出しました。
旅は、生駒山、信貴山、高安山周辺を散策。
ケーブルなど乗り物紹介、絶景見どころ、寺社の歴史、文化など、内容は盛りだくさん。途中、動画も交え、ならの魅力をいっぱい伝えていただきました。
旅の後のお茶会では、紹介いただいた奈良旅ルートを本当に旅したいと話が盛り上がりました。
コロナ禍での新しい試みでしたが、楽しいひと時を過ごせたと思います。
卒業式を翌日に控えた高校3年生の皆さんに新会員となる歓迎会と汲温会の紹介をしました。
「汲温会」という名前は校祖友國晴子先生が古今和歌集の一首「いにしへの 野中の清水温けれど もとの心を 知る人ぞ汲む」から引用され名づけられました。
荘林会長より『昔冷たくてよい水ということで名高かった野中の清水も、今は温くなってしまったけれど、元を知る人は懐かしく思い、水を汲みに来る』という意味で、このように同じ学窓を巣立った皆さんは、いつまでも懐かしく、親しみあっていきましょう。枯れることなく、とこしえに沸き出ている学園の泉に集いましょう、という気持ちが込められています、皆さんも困難に直面したり、悩んだ時には汲温会のことを思い出していつでも気楽に足を運んで下さい、温かく歓迎しますとの言葉がありました。
事業部からは文化祭のマドレーヌ焼きのお誘いやこれからの親睦についてはリモートやオンライン等、73回生の皆さんの若い力が必要であるとのお願いをしました。
庶務部からは同窓会報「汲温会」の編集をしていて、同窓生たちの活躍や情報、在校生のクラブ紹介、大学等の合格者数など掲載しているので、9月の発行を楽しみにして下さいとの話をしました。
翌日の卒業式に向けて給品部と靴箱の窓に給品部委員が卒業生へのお祝いの気持ちの愛溢れる飾りつけをしてくれていました。
又、汲温会からは卒業記念として校章入りストラップとフロインドリーブのクッキーを差し上げました。